No.0841 「1時間でも…」 2004年5月29日 

 ちょうど午前5時45分。「朝まで生テレビ」のスタジオから戻ってきた。自分のパフォーマンスを採点すると「お粗末」のひとこと。(まあ、いつもこんな程度だったかもしれない。)久し振りで「朝なま」討論の感覚を取り戻すのに時間がかかった。当然のことながら、国会議員部門(自民2,民主1)では、今回の一連の日朝交渉のプロセスに直接関与していた平沢勝栄氏の独壇場だった。慎重に言葉を選ばなければならない(野党を攻撃できない)事情があったし、発言の機会も限られていた。(*ああ、こんなに勉強しまくって損した(笑))

 全体の議論には、ほとんど貢献出来なかった。本日のパフォーマンスには相当厳しい意見を頂戴することになるだろう。が、(内容はともかく)今回の出演には特別な意味があった。少し気合いを入れて修行し直さないと、「政治討論番組」への復帰(?)は果たせそうもない。

追伸:
1.小泉総理の再訪朝が、期待値を下回ったことは確かだ。小泉訪朝の本当の評価は、第2ラウンド、第3ラウンドを見てみないと分からない面もある。それでも、小泉総理の再訪朝は「評価出来る」と思う。外野席から「ああすれば良かった」「ここが足りない」などと言うのは簡単だ。小泉さんの他にこんな決断を下せるリーダーはいない。小泉首相はこの結果について国民の審判を仰ぎ、ちゃんと責任を取ればいい。


2.日本のメディアは「世論」というものを侮っている。世の中で起こっている変化に気づいていない。「国民はあまり分かっていない」という有識者の言葉を聞く度に、一種の傲慢さを感じる。有権者はちゃんと物事の本質を見抜いている。大マスコミの報道をそのまま受け入れたりしない。「一人称」で考え、判断し、行動する。

3.議論しながら、何とも言えない「虚しさ」を感じた。与党の国会議員という当事者ではあるが、この立場で発言することには限界がある。
 
 

山本 一太